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 Fからの宣伝

 「航空から見た戦後昭和史」発売 

 2017 / 02 / 06


 またまた、恥ずかしながら…の宣伝です。

 昨年1月に初めての著書「幻の東京五輪・万博 1940」を出版させていただきましたが、またまた2冊目の著書を出させていただくことになりました。

 今度のタイトルは、「航空から見た戦後昭和史 : ビートルズからマッカーサーまで」

 タイトルの通り、私の得意分野である「航空」をテーマにした本です。ただし、航空の技術的なことを説明する本ではありません。戦後まもなく、連合軍から 「航空」そのものを禁じられた日本ですが、やがて少しずつ「翼」を取り戻していきます。国内線から国際線へ、プロペラからジェットへ…。そうした戦後の航 空の発達に関する歴史についても触れておりますが、本書の主旨はそこにはありません。本書の狙いはズバリ「戦後史」。日本の戦後の歩みを、「民間航空」と いう切り口で語っていこうというのが本書の真のテーマです。

 その内容を具体的に挙げると…。

 

戦後の国際線のはじまりは、南米移民輸送となったかもしれない!?

日本の戦後国際線第一便は、駐日フィリピン大使の遺体輸送だった。

日本航空初の日本人機長の歩んだ「開拓者」としての道。

YS-11開発の遅れに翻弄された、1964年東京五輪聖火リレー計画。

1964年東京五輪聖火リレーを成功に導いた、知られざる男の苦闘。

CA姿の吉永小百合は、実際に飛行中のボーイング727で撮影された!?

来日時のビートルズが、フライト中に見せたもうひとつの顔。

グアム島から帰国の横井庄一、機内での表情とは?

日中国交正常化を成功に導くための、水面下のフライト。

サンフランシスコ講和条約調印に向かった吉田茂一行の機内での様子。

名門パンナムの栄光の日々と、その終焉までのエピソード。

・・・などなどです。
 


<本の内容>

プロローグ:タイムスリップ:2015〜1936  009
 航空大国めざした戦前ニッポン  010

第1部 機首を再び上げよ  017

第1章 戦後日本のテイクオフ  018
 戦後は「飛行場」から始まった  018
 エア・ベース、そしてエアポートへ  022
 種子が撒かれた頃  028
 日本の翼の復活  032
 早くも新たな翼の登場  040

第2章 海の彼方をめざして  050
 国際線の先駆けと南米移民  050
 戦後国際線第一番機と服役日本人慰問  052
 スチュワーデスを鍛えた教官たち  058
 国際線までの道のりと知られざる島  062
 米国本土への進入を巡るデリケートな状況  068

第3章 ウィングス・オブ・ザ・ニュー・ジャパン  070
 「パイオニア」を運命づけられた者たち  070
 日本を世界に売り出せ  076
 太平洋上で交差した「歴史の転換点」  080

コラム・コックピットからの風景 (1)着物サービスを支えた男  082


第2部 五輪の季節  083

第1章 聖火、アジアを翔ぶ  084
 世界が「玄関先」まで迫っていた  084
 膠着する国外聖火リレー・コース案  086
 ウソのように順調な国外聖火リレー  096
 聖火に襲いかかる不運の連鎖  102
 聖火を熱望していた人々  110
 国外聖火空輸の紳士録  116

第2章 国産機で聖火を空輸せよ  123
 YS–11に課せられたタイムリミット  123
 当初は国外使用が検討されていたYS–11  127
 YS–11使用にトドメを刺した「プロ集団」  130
 国内輸送でも薄氷を踏む思い  134
 「聖火」号、日本列島を北上  144

第3章 知られざる聖火空輸      152
 札幌・長野と変わる聖火事情  152
 五輪を側面から支えた「ミスター聖火」  156

第4章 空に五輪を描いた男たち  160
 極めて難度の高いチャレンジ  160
 上がったハードルを見事にクリア  164

コラム・コックピットからの風景 (2)オリンピック・チャーター  170


第3部 空飛ぶセレブ  171

第1章 銀幕に空を映せ  172
 夢のジェット機727  172
 制服で乗務した吉永小百合  176

第2章 法被姿でやって来た男たち  182
 「日本間ラウンジ」で、おもてなし  182
 哀愁のアンカレッジ空港  186
 バッド・ラック続きの夏  190

コラム・コックピットからの風景 (3)羽田のパンクと米軍厚木基地  194


第4部 ターニング・ポイント:1972  195

第1章 「右肩上がり」の終焉  196
 潮目が変わろうとしていた時  196
 世界を手中に収めた日  200
 「絶滅危惧種」となった怪鳥 202

第2章 南の島から届いた「戦後」 208
 「五輪」に縁がある男  208
  もうひとりの「パイオニア」、南に翔ぶ  212

第3章 チャイナ・オデッセイ  216
 ピンポンから電光石火の早業  216
 北京空港大混乱の三日間  220

コラム・コックピットからの風景 (4)飛行機で飛んで来た鳥  224


第5部 セレモニーが終わった後で  225

第1章 貴婦人の退場  226
 ジャパン・マネーが暴れ回る  226
 日本の国際化を牽引した飛行機  228

第2章 名門の栄光と終焉  232
 戦後の日本に「海外」を持ち込んだパンナム  232
 日本の運命を切り拓いたストラトクルーザー  238
 晴天の霹靂から呆気ない幕切れへ  246

第3章 華やかな門出の陰で  252
 国際線定期便開設までの長い旅路  252
 香港での猛特訓  256
 フレンドリー対応には理由がある   258
 ロサンゼルス線初便が「成功の元」   262
 開拓者の「最終目的地」  266

第4章 消えた第三の翼  268
 国際線定期便就航に間に合った新社名  268
 意外な巨匠の登場  272
 空に「虹」が消える時  274

コラム・コックピットからの風景 (5)パンナムの「First Moon Flight Club」  278


エピローグ エアポート・グラフィティ  279
 飛行機と人々のその後  280


 
 実は「航空史」というよりも、飛行機を介して戦後のさまざまな事件や時代を見つめようというこの本。そこにはマッカーサーに始まって、吉田茂、吉永小百 合、三船敏郎、ビートルズ、横井庄一、田中角栄、黒澤明…等々のVIPや、有名無名のさまざまな人々が織りなすドラマが展開します。先にも述べたように、 戦災からの復興、高度経済成長時代、さらに公害問題、 バブルとその終焉…といった戦後の歩みを辿りながら、サンフランシスコ講和条約、東京五輪や札幌五 輪、大阪万博、沖縄本土復帰、日中国交正常化、天安門事件…などのさまざまな出来事を紹介。激動の戦後史を追体験できるような本となっています。

 そして今回も340点を超える数の貴重な画像を使って、目で見て分かるリアルな本になっているのが特徴。実はこの本で初めて公表される画像も少なくあり ません。個人の方々が秘蔵されていたもの、博物館に所蔵品として眠っていたもの、その所在が長く分からないままになっていたもの…など、レアな画像が満載 されています。
 特に1964年の東京五輪に関する項目が、本書の目玉というべき内容となっています。2020年の東京オリンピックと初の国産ジェット旅客機「MRJ」 開発というタイムリーな話題もあり、個人的には大変ありがたいところ。またまた本書を出版してくださった原書房さんにも感謝です。

 前作は結構高い本なのでなかなか皆様に堂々とオススメはできなかったのですが、今回は前作より増ページなのになぜか価格が1000円も安いという不思議なことが起きております。
 ともかく、せめて店頭でチラ見していただいたり、最寄りの図書館に購入をリクエストしていただいたりしていただければ幸いです。


「航空から見た戦後昭和史 : ビートルズからマッカーサーまで」

原書房発行・定価2500円+税

ISBN : 978-4-562-05367-4

発売日 2017年2月3日

 

 

 

 

  

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