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 Fからの宣伝

 「1964東京五輪聖火空輸作戦」発売 

 2018 / 02 / 26


 またまた、恥ずかしながら…の宣伝です。

 一昨年1月に初めての著書「幻の東京五輪・万博1940」を出版、昨年の2月に2作目「航空から見た戦後昭和史 : ビートルズからマッカーサーまで」を出版させていただきましたが、何と今年2月に早くも3冊目の著書を出させていただくことになりました。
 今度のタイトルは、「1964東京五輪聖火空輸作戦」
 前作「航空から見た戦後昭和史」は文字通り戦後の日本の民間航空の歴史と戦後史の歩みとをシンクロさせて描いた本でしたが、私はその中で1964年の東 京オリンピックについて1章を割いて語りました。特にそこでクローズアップしたのは、聖火の空輸に関するエピソードです。
 ところが前作を出したあと、読んでくださった方々から「東京五輪の聖火空輸」のことだけで1冊の本を作れば良かったのに…と言われることがかなりありま した。実は私自身、前作を制作中に「聖火だけで1冊つくってもいいな」とチラリと思ったことがありますし、あまり触れられなかった内容や使わなかった写真 もまだ大量にあったので、ちょっともったいないとも思っていたのです。また、前作の内容から、航空に関係しない話は割愛せざるを得なかったということもあ ります。結局、そんなことから東京オリンピックの聖火空輸で単独の本をつくることになったのが、本作「1964東京五輪聖火空輸作戦」です。


 その内容を具体的に挙げると…。

 
聖火と聖火リレーの歴史は、実はかなりテキトーなものだった?

ギリシャのオリンピアで採られなかった聖火もある?

戦後間もなくから始動した、東京オリンピック開催決定までの経緯。

聖火リレーを支え続けた、知られざる男の生涯。

聖火リレーコース調査のために現地に向かった踏査隊の運命とは?

東京五輪聖火プロジェクトを終始揺さぶり続けたYS-11開発計画。

国外聖火リレーコース決定までの組織委員会内での暗闘。

決して平穏ではなかった、東京オリンピックを取り巻く世界情勢。

聖火採火式のために訪れたギリシャでの、大らか過ぎる対応。

幻と消えた、浴衣姿のイラン女子高生大量動員。

今では忘れられた、エベレストの国ネパールでの聖火リレー。

嵐に襲われた香港で、聖火に襲いかかるトラブルの連続。

札幌・長野冬季五輪での聖火リレーとはどんなものだったのか?


・・・などなどです。
 


<本の内容>

プロローグ:昔むかし、極東の島国で
 日本人が共有している「成功体験」

第1章 オデッセイの始動
1・東京に五輪のチャンス再来
 終戦後わずか七年でのスタート
 一九六四年へプロジェクト再起動
2・アジア競技大会聖火リレーの試み
 東京五輪の壮大な「予行演習」
 空輸機が「P2V-7」であった理由
3・ついに走り出した東京五輪
 九州からやって来た叩き上げの男
 東京に五輪旗が揚がる

コラム・1・東京大会招致・影の貢献者

第2章 オデッセイの原点
1・東京五輪聖火リレー計画のルーツ
 一九六〇年八月一二日、オリンピア
 後付けの「伝統」だった聖火
 「幻」の聖火リレー計画とその影響
2・空の時代に突入した聖火リレー
 ヘルシンキ大会で聖火ついに飛翔
 一気に距離が伸びた聖火リレー

コラム2・オリンピックハンドリングセンター

第3章 聖火リレーコース踏査隊の黙示録
1・ユーラシア大陸横断という壮挙
 ローマは一日にして成らず
 ディームの主張を体現すべく出発
 一八二日におよぶ苦難の旅
2・踏査隊を巡るミステリー
 旅半ばでの「隊長」の離脱
 「高島ミッション」が急遽始動
 シンガポールからの厳重抗議
 踏査隊を否定しなければならなかった「理由」

コラム3・日の丸リレー聖火コース・ラリー

第4章 空から聖火を運べ
1・YS-11という選択肢
 オリンピックと歩調を合わせた復活
 当初から組織委員会に食い込んでいたYS-11
 民間機YS-11であるべき理由
 国外聖火リレーコースが見えてきた
2・視界不良のなかを飛ぶ
 その日、不安感は少しもなかった
 超多忙な男が抱いた秘かな懸念
 誰が猫に鈴をつけたのか?
3・国外聖火リレーを巡る暗闘
 初飛行直後の「失速」
 集められた航空のプロフェショナル集団
 型式証明どころではなかった
 国外聖火リレーコース決定とYS-11の退場

コラム4・オリンピック・エッセイ・コンテスト

第5章 始まったカウントダウン
1・これ以上の足踏みはできない
 混沌としていた国内聖火空輸
 組織委員会に訪れた「師走」
2・オリンピック・イヤーの到来
 「高島ミッション2」出発前のゴタゴタ
 聖火国外現地調査団を迎えた「熱い」対応
 土壇場を迎えての心休まらぬ日々
3・いよいよスタートラインへ
 東條輝雄の「作戦」
 国産の翼が再浮上
 オーダーメイドの「特等席」
 聖火コース走破隊の静かなる旅路

コラム5・「幻」の東京大会からの大願成就

第6章 賽は投げられた
1・「シティ・オブ・トウキョウ」号の旅立ち
 聖火を待ち受ける動乱の地
 ア・ハード・デイズ・フライト
2・オリンピックの母国で
 万事さすがのギリシャ流
 採火式の主役たち
3・中東からアジアへ
 「トウキョウ」号から見た風景
 光が失われた日
 幻のイラン浴衣娘大集合
 「火」を熱望した人々

コラム6・五輪中継のスター・ウォーズ

第7章 聖火が日本にやって来る
1・暗雲垂れ込める東洋の旅
 いわくつきの土地へ一人旅
 緊張の東南アジア諸国
2・嵐を呼ぶドラゴン
 暴れん坊ルビー参上
 台風一過、香港を脱出せよ
3・「やっと帰ってまいりました」
 その一点を沖縄は譲れなかった
 YS-11「聖火」号の晴れ舞台
 熱狂と飛行機酔いの一日

コラム7・聖火リレーの光と影

第8章 東京オリンピック1964
1・点火前夜
 列島に聖火を「出前」
 オリンピアの巫女、東京に降臨
2・点火当日
 同じ空の下、ふたつの開会式
 聖火リレーはまだ終わらない
3・鎮火
 聖火は夕闇に消えた
 オデッセイの果てに

コラム8・東京オリンピック前夜祭

第9章 冬のオデッセイ
1・寒い季節にやって来た聖火
 札幌も悲願達成
 地味に扱われ続けた冬季大会
 冬季札幌を南国沖縄で景気づけ
2・時代は変わる
 「持っていた」男の不在
 その後の人々と聖火特別機

コラム9・結婚立会人は7万5000人

エピローグ 祭りのあと
 黄ばんだ一枚の紙片


 
 1964年の東京オリンピック聖火リレーの実態は、知られているようで実はあまり知られていません。それどころか、そもそも聖火と 聖火リレーの成り立ちについてすら、広く知られているとは言えません。そこには「えっ?」と驚くような意外な事実、信じ難くて笑ってしまうような真実が数 多くあります。本作ではこうした知られざる聖火、聖火リレーの数多いエピソードを紹介するとともに、今まであまり語られていなかった札幌・長野冬季オリン ピックでの聖火リレーについても語っていきます。もちろん東京オリンピックの聖火リレーについては、スペースの関係で前作で使えなかった写真や内容ばかり でなく、今回新たに入手した写真や新たに登場していただいた当時の関係者たちの貴重な証言なども盛り込み、その発端から実施に至る知られざる秘話を300 ページを超えるボリュームに溢れんばかりに詰め込みました。
 そして、今まで私が出して来た2冊の本はいずれも豊富な画像を盛り込んでいることが特徴でしたが、本作もそれらに負けていません。今回も330点を超え る数の画像を網羅。JALやANAが秘蔵していた貴重な写真、関係者が所蔵していた誰も見たことのない写真の数々ばかりだけでなく、ネパール、イラン、 フィリピン、ノルウェー、スウェーデン、スイス、ドイツ、イタリア、ミャンマー、トルコ…といった世界各国から貴重な画像や情報を入手。資料としても価値 のある本となっています。
 いよいよ間近に迫って来た2020年東京オリンピックを意識して読んでみるもよし、そんなこととはお構いなしに読んでも、1960年代のあの熱気が甦ってくる充実感ある本になっていることは請け合いです。

 もちろんご購入いただければ嬉しいですが、店頭でチラ見していただいたり、最寄りの図書館に購入をリクエストしていただいたりしていただけても嬉しいです。


「1964東京五輪聖火空輸作戦」

原書房発行・定価2500円+税

ISBN : 9784562054794

発売日 2018年2月20日

 

 

 

 

  

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